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2017.06.15 Thursday | - | - | -
児童生徒の自殺の理由がわからない学校現場
評価:
渋井 哲也
長崎出版
¥ 1,890
(2007-04)



 この表は、文部科学省が発表した「平成20年度 児童生徒の問題行動等性と指導上の諸問題に関する調査」の中の、「自殺した児童生徒が置かれていた状況」に関する部分です。

 学校などが、自殺した児童生徒の心情などをどのように把握していたのか、ということなのですが、最も多いのが「不明」になっています。それが53.7%と、半数を超えているのです。つまり、学校現場では、児童生徒の自殺する理由がわかっていない、ということになります。

 こんなことでは、学校のおける児童生徒の自殺対策が進みようがありません。実態がわかった上で対策がなされなければならないからです。もちろん、自殺には「これだけ」という単一の原因を探すことは困難です。むしろ、複合的な要因から自殺するのだ、と思います。その意味では、問題を一つにしてしまうかのような、このリスト自体が実態を反映しないとも言えます。

 なぜ、児童生徒が自殺するのか。もっと、学校現場が敏感である必要があります。ただ、逆にいえるのは、児童生徒が、学校現場にいる教師たちにSOSのメッセージを出しても鈍感というよりは、そもそも、教師たちにSOSのメッセージを送っていない可能性もあります。だとすれば、そこまで学校現場は、教師が信頼させていないことの現れだ、とも言えなくもないのではないか、ということです。

 もっと、この数字を問題に思ってもよいのではないでしょうか。

JUGEMテーマ:学問・学校

2009.12.14 Monday | 社会 | comments(0) | trackbacks(0)
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