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2017.06.15 Thursday | - | - | -
攻殻機動隊2.0
攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
サントラ,川井憲次,PONG CHACK MAN


 「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 2.0」を観てきた。前作にCGを取り入れ、音響はスカイウォーカーで実現。

 人間が不完全なボディとなったとき、ある部分をサイボーグにしていく。こうした考えは、以前からあった。最も身近なものとしては眼鏡もそうだろうし、義手や義足も同じ視点で考えられる。それをシステマチックにしていくと、サイボーグということになるんだろう。

 アシモという人間型ロボットも誕生するなど、ロボットは人型としてどこまでが可能なのか、を追求するのが現場レベルでも考えられている。本来、人型のロボットは効率が悪い。にもかかわらず、技術者はそれを目指す。

 そして完成させたものが「義体」なのだろう。

 登場人物は、その「義体」はどの程度で、オリジナルはどの程度なのかは明かされない。オリジナルがある場合は、オリジナルの人間本来が持っているゴースト(魂、霊的な概念)が宿っているとされている。

 しかし、そのゴーストは電脳社会とリンクし、インターネットというネットワークに侵入が可能になる。インターネットという電脳ネットワークは、人が作り出した外部の記憶装置。知の集積回路でもある。知識のみならず、経験が詰まっているところでもある。

 だとすれば、ネットワークに侵入可能なゴーストは、そもそもオリジナル足りえるのか。自分が自分である理由とは何か。もし、その自分である記憶が、他人に作り出されたものであったら、どのように「自分」を定義づけることができるのか。

 あるいは、知の集積回路にアクセス可能なゴーストは、そもそも「個」で有り続けることができるのか。これだけ、インターネットがないと生活できない社会に存在しているということは、逆にいえば、ネットワークなしに、個がありえるのか。

 元の映画は1995年の公開。ウィンドウズ95が発売されて、インターネットが普及していくきっかけになった。そんな年に公開された映画だが、この命題は、いまだに回答を見ていない。

  「人形使い」が、「彼」から「彼女」になってる?



2008.07.29 Tuesday | 映画 | comments(0) | -
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