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2017.06.15 Thursday | - | - | -
ジダンの頭突き
 FIFAサッカーW杯の決勝、イタリア×フランス戦は、PKの末、5−3でイタリアが勝ったことは既にご承知でしょう。その中で、延長後半、フランスのジダンがイラリアのマテラッティに頭突き。一発でレッドカード。つまり退場でした。現役のラストプレイが反則退場という、ある意味、記憶に残るシーンとなりました。
 そのジダンがなぜあのときに、頭突きをしたのか。マテラッティが何か言ったのではないか、ということが話題になりました。そのため、ジダンが、テレビで事情を説明しました。
 http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060713&a=20060713-00000001-spnavi-spo
 このニュースによると、ジダンは
 「僕は(マテラッツィに)シャツを引っ張るのをやめてくれと言った。もし欲しければ、試合が終わってから交換しようってね。すると彼は、とてもひどい言葉を返してきた。繰り返して、何度も。言葉は時に暴力より打撃を与えることがある。顔を殴ってやりたいほどだった。いずれにせよ、時間の問題だった。彼の言葉は僕の心の奥底を傷つけたんだ」
 と説明した。
 私は、スポーツ内で起きたことは、一般の社会問題と区別するべきだと思っている。今回の件は、言葉のやり取りだったが、サッカーの場合、陰険なファウルをするのも、時としてそれは試合の中での「作戦」だったりする。それがチーム全体ものか、個人的な判断かは別として。
 今回の事も、個人的な判断による「陰険なファウル」にすぎない。ただ、それは言葉によるもので、それ自体は審判に聞こえない。が、選手には聞こえるという微妙な「ファウル」だ。ファウルなら、審判に分かるようにアピールしなければいけないが、言葉による「ファイル」はなかなか証明しにくい。
 だとすれば、サッカーの試合内で起きたことを、わざわざテレビで説明するのもどうかと思う。何を言ったのかを具体的には証言しなかったジダンの姿には、賞賛に値するかもしれない。覗き見趣味のジャーナリズムにわざわざ答える必要もないだろう。
 ただ、ジダンはこうも言う。
 「僕が現役最後の試合で、楽しいからあんな行為に及んだと思っているのだろうか。僕が言いたいのは、こういう時はいつも手を出した方がとがめられるということだ。もちろん手を出した者は罰せられるべきだ。でも挑発がなければ、それに対する反応もない。本当に罪を犯した方を罰するべきだ。それは挑発した方だ」
 本当にそう主張するのなら、今回のゲームだけでなく、これまでのすべてのゲームを見直すべきだろう。それは事実上、不可能だ。だとすれば、挑発があっても不思議ではない、ということを胆に銘じて試合に臨むべきではないか。あるいは、挑発行為に対する罰則をあらかじめ設けておくべきだろう(そんなことができればの話だが)。

 ちなみに、この件は、私の所属するジャーナリストのNPOのサイトでも話題になっています。よかったら、議論に参加してみませんか。
 http://www.ufpress.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=14
2006.07.15 Saturday | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0)
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